花粉症の時期に配りましょうVol.2「ドラム式洗濯乾燥機」

前回の花粉症シーズンのチラシにつづいて、今回も花粉症シーズンならではのチラシです。

前回は、「花粉症のシーズンに配るとよいチラシVol.1 空気清浄機のフィルター」を紹介しました。
花粉症の時期に配りましょうvol.1『空気清浄機のフィルター情報』

まだ、ご覧になっていない方は、参考にご覧くださいね。今回のチラシをご覧ください。

ドラム式洗濯乾燥機 花粉症の時期に配りましょう

このチラシのアイデアは「お客様からの注文」で気づきをいただきました。当時、ドラム式洗濯乾燥機が発売された時は、

  • 共働き
  • 乾燥機を利用している方

に提案をして、そこそこ売れていました。共働きの方には、朝タイマーをかけて帰ってくるときには、乾燥が仕上がっている状態に。 乾燥機を利用している方には、「一体型になって、乾燥機から洗濯物が取り出しやすくなりますよ」と。※当時は、洗濯機の上に設置をしている方が多かったので、別に設置できる方だと、洗濯機と乾燥機を別に設置をしていましたが、よほど大きな家でなければ、別々設置はありませんでした。

外に洗濯物を干したくない。部屋干しにも不満

あるとき、一人のお客様が「ドラム式洗濯乾燥機のカタログ持ってきて、説明して欲しい」と連絡をいただきました。 以前にも、勧めた時は、「家にいるので、洗濯は干せるし、特に今は必要ないかなぁ」とのご返事。 便利だから、買い替えを決めてくれたのかなぁと思い、お話を伺うと。 花粉症のため、洗濯物を外に干したくない。部屋干しにしていたけれど、生乾きの臭いと、部屋が湿気臭くなるので、ドラム式で乾燥までしたい」と。

洗濯と乾燥を快適にするためでなくて、要望は、「外に干したくないから」「部屋干しに不満をもっている」でした。 普段の洗濯も楽になるので、ドラム式にしたい!となったとのことでした。

洗濯物を外に出したくない

説明をしたときには、「外に干さなくてもいいですよ」は、言葉にしていませんでしたので、お客様から気づきをいただきました。 それからは、「外に洗濯物を干さなくていいですよ」という言葉で反応がとれました。 花粉だけでなくて、道路が近くにあるため、外に出せない。下着類を出したくない。夜まで洗濯物が出てしまうことがあるなど。 毎日ではないけれど、たまにあるケースにストレスを感じている方もいました。

頻度は人それぞれですが、外に干したくないという方にも売れました。 当然、衣類乾燥機は販売しているのですが、別に取り付けをしたくない。コインランドリーに乾燥に行っていた。など。 乾燥にまつわる話もでてきて、お話をすると、色々な気づきをもらいました。

お日様に干すのが好き

ただし、「外に干さなくてもいいですよ」と言うと、「そうなの!嬉しい」という人だけではありません。 「お日様の光が好きだから、洗濯物は外に干したい」と返ってくることもあります。 それに対して、「乾燥の素晴らしさ」を伝えても、「お日様」はくつがえりません。 万が一の時に乾燥できること。洗濯の水が少なくてすむことなど。お日様×乾燥機 以外の説明をします。

お客様にとってのメリット

製品から得られるメリットを理解して、伝えていくことでお客様は納得をしてくれます。 時間の短縮、手間の短縮になりますので、基本は新しい家電製品はウェルカムです。 ただし、

  • 今買い替えすることの理由。
  • 買い替えの費用に見合うか。
  • 製品から得られるメリット。
  • 自分に使いこなせるかな。

といったことは一人一人違いますので、説明をすることが大切です。

今までと違う操作やお手入れの説明

お客様に伝えるときに、今までと違う手間の説明は欠かせません。ドラム式洗濯機だと、

  • フィルターのお掃除

排水側フィルターと乾燥側フィルターの説明を怠ると、小さなことが大きな誤解を招きます。これは、フィルターが詰まると、「洗濯の途中で停止」「乾燥の途中で停止」という状態になるため、洗濯物が嫌な状態になってしまいます。

そうすると、今までの洗濯機や乾燥機ではできたことが、新しい製品なのに、できないと思われてしまうからです。ですので、必ずフィルターお掃除の頻度を伝え、必ず行ってもらうようにしましょう。毎回、めんどくさいと言われますが、フィルターカバーを開けて、取り出して、ゴミを取り、戻す作業ですので、慣れたら問題ありません。

そのため、最初は手間ですが、「節水、乾燥の仕上りに重要なことなので、お願いします」と伝えましょう。 もしくは、外に干す手間の代わりに、フィルターを毎回お掃除するだけですので、今までの干す手間に比べたらほんの少しの手間ですよ。と。 こうした、新しい手間の部分は、小さなことでも伝えましょう。洗濯の途中でエラーで停止、連絡をもらい、フィルター掃除をして、説明をして、「今までのはこんな手間いらなかった」と言われるのは説明不足ですし、せっかくのドラム式洗濯乾燥機が可愛そうです。

新しい道具に合わせて必要なことがありますので、「一手間」かけることで、その他の手間が減ることを伝えればお客様は「確かにそうだね」と納得してくれます。新しい手間は、その他の手間を削減しています。そうでなければ、買い換える意味がありませんよね。 こうした機械のメンテナンスは、日々お客様に行っていただく必要があります。というのは、こまめにお手入れ(お客様自身)と定期的なお手入れ(プロの立場)で製品の性能を維持することがベストだからです。

お客様自身が行う日々のメンテナンスをわかりやすく伝えましょうね。

商品掲載が3機種または1機種の場合

最後にチラシを掲載します。商品が3つのパターン。商品が1つのパターン。この違いは、オススメを1機種に絞って載せるか、容量別で3台のせるかの差です。 1つの商品を詳しく伝えるなら、1つ。 1つの商品に絞り込めないなら、3つ掲載します。

花粉症の時期のチラシ オススメ商品1点バージョン

ドラム式洗濯乾燥機 3点商品

ドラム式洗濯乾燥機 商品3点掲載

もうひとつは、自宅でドラム式を使っている場合、使用していることを伝える。使用写真を入れることで、信頼されます。

電器店さんが「自宅で使っていますよ」という一言は、お客様から「安心と信頼」の2つを得られます。使っている事実を伝えないともったいないですよ。「我が家も使っていますよ」という一言は強力な一言ですよ。

ドラム式洗濯乾燥機 自家説紹介あり

川口も電器店勤務時代に、自家設置は、いくつかありました。 冷蔵庫は先輩の採寸ミスによる商品。 洗濯機は、店頭在庫の入れ替えで新製品を並べるため。 テレビも店頭に新製品を入れるため。でした。 購入理由は、どうであれ、購入して良かった~と思える商品ばかりでした。

おそらく全国の電器店様も、自家設置には何かしらのエピソードがあると思います。最後に、このチラシの裏面に入れるとよいチラシも紹介します。このチラシは、単独でも配ってもいいですよ。

花粉症から梅雨時 部屋干しチラシ

花粉症のシーズンから、梅雨時まで話しができる内容です。ぜひ、この時期、ドラム式洗濯乾燥機のチラシを配りましょう。考えずに配ることです。

考えている間に、時期が過ぎ次の提案をしなければいけません。電器店さんからの相談をお聞きして、「タイミング」を逃して損をしていることがたくさんあります。

家電、リフォーム、エネルギー お客様に提供できることは山ほどあります。1つの商品・サービスのことを考えすぎて、売れる物が売れなくなるのはもったいないですよ。 ぜひ、今回のチラシもお試しくださいませ。 さて、次回は、もう少し総合的な花粉症の時期に配るとよいチラシを紹介します。

前回は、「花粉症のシーズンに配るとよいチラシVol.1 空気清浄機のフィルター」を紹介しました。

花粉症の時期に配りましょうvol.1『空気清浄機のフィルター情報』

まだ、ご覧になっていない方は、参考にご覧くださいね。

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