花粉症の時期に配りましょうvol.1『空気清浄機のフィルター情報』

「鼻水が出てきた~」「今の時期から薬を飲んでおかないと」と身近で数名、花粉症の症状が出ている人がいます。 今回と次回でお知らせするチラシは、花粉症の時期ならではのチラシです。

花粉症を理由に売ろうとするのはNG

ただし、花粉症を理由に購買につなげよう という気持ちはNGです。というのは、これらは対策であって、花粉症を治す方法ではないからです。

花粉症を治すことはできないので、少しでもつらさを緩和するために、家電製品を活用しませんか?という提案です。ですので、「花粉症は治せませんが、少しでもつらさが減ればと思います」という姿勢で話をしましょうね。 治せないと言うことが信頼されるポイントです。(家電製品では治せませんから) 提案をする製品でどこまで、何が実現できるのか、を明確にして言葉にしていきます。

また、花粉症のためだけの製品ではないです。花粉症以外でも使えることも伝えます。花粉症の対策だけの製品 と 花粉症の時期に効果を発揮して、一年中使える製品 ではお客様はお金を出してもいいなと感じる金額に差があります。 今回は、『空気清浄機のフィルター情報チラシ』です。

フィルターの種類を伝えることと合わせ、フィルターの交換時期も確認しましょう。 長期間交換無しでもOKと思い込んでいる方が大勢います。特に何種類かのフィルターを使っている機種では、フィルターごとで交換年数が異なりますよね。

高性能のモデルをよく調べずに使っている人は、「最長のフィルター寿命」だけを覚えている人もいるからです。空気清浄機を使っているか、フィルターのお掃除はしているか、は質問して確認しましょうね。こちらは、フィルター情報チラシですので、あわせメーカーさんの空気清浄機のチラシを一緒に渡してもOKです。

高級モデルは要チェック!

ここ数年、人気の「空気清浄+加湿+除湿」機能がついたモデルは要チェックです。 ほぼ一年中使うため、マメにお掃除が必要です。

  • 除湿機能のお手入れ
  • 加湿機能のお手入れ
  • 空気清浄機のお手入れ

が必要になるからです。 とくに3つの機能が付いているモデルを利用している方は、室内環境を清潔に保ちたいという意識があるので、健康関係の製品の購買にもつながります。 エアコンの点検清掃と一緒に、空気清浄+加湿+除湿 の点検清掃もこれからは喜ばれます。

こうしたフィルター関係の情報提供は、チラシで積極的にしましょう。というのは、「フィルターの交換」はフィルター交換のお仕事だけでは、終わりません。

「空気と水」にお金をかけているお客様と出会うこと

健康に意識がある方は、空気と水にお金をかけています。一般的には、無料という意識なのですが、空気と水にお金をかけている人はいます。ただ、残念なことに、取り扱いの家電メーカーでは手に入らない製品もあります。すべて売上にはなりませんが、「空気と水」を意識してくださいね。

この空気と水にお金をかけている人でも、よい製品を使っているのですが、「普段のお手入れ」までできている人は少ないです。どうしても忘れがちになるのです。そのため、定期的にお掃除・お手入れの情報提供や質問をすることで、「そういえば、しばらくお掃除していなかった。電器屋さんが聞いてくれたおかげで掃除できた」と喜ばれます。

これは、「今、使っている製品の性能を活用して快適に使って欲しい」という姿勢がある方はできます。家電製品が壊れたときが商機と考えている人にはできない情報提供です。 今、家電製品は進化して、使い方を丁寧に伝え、性能が発揮できているかをチェックすることも喜ばれる仕事になっています。シンプルな機能を絞った家電 と 使い方を工夫してより快適な環境を作る家電 の2つがあります。 後者の製品は、 使い方を説明することで、安心して購入することができます。

何かあったとき頼りになるだけでなく、 次買い替えをするまで快適に使うことができ、故障やトラブルが起きない状態作りもサポートしましょう。なかなか、進化している家電系が売れないという方は、その製品の魅力を理解していないと思います。 「この機能はいらない」「ここまで必要ない」という姿勢では、売れません。

どんな状況で活躍し喜ばれる使い方ができるのかを考え、お客様に伝えることです。 伝えた上で、何を購入するかを決めるのはお客様ですから。

明日から空気清浄機のフィルター情報チラシを配りませんか

今回、ご紹介したチラシをダウンロードして店名を入れて配ってみませんか。

手渡しするときには、「花粉症の方、ご家族でいますか?空気清浄機お使いですか?フィルター点検してみてくださいね」というような声かけをしましょう。顧客様で、フィルターの交換時期の方には、「交換時期ですよ」と伝え交換を提案しましょうね。

チラシを通してお客様の健康を気遣うこと。快適に家電製品を使ってもらうための情報提供ができれば、お店の存在価値は高くなります。家電製品の使い方、お手入れの情報は、量販店、ネットショップはできません。 なぜか?お客様から問い合わせがあっても対応できないからです。こうしたお手入れ情報は、他の家電販売をしている会社ではできないことです。

街の電器店様の強みを活かし、お客様に喜ばれ、仕事につながる情報提供をしましょうね。お客様に「ありがとう」と言われ、ライバル対策にもなる情報提供をしましょう。最後に最初に紹介したチラシの最初の言葉を変えました。フィルターのお掃除という作業は変わりません。

最初の言葉かけが一年の中で違うので、最初の言葉だけ変えます。こうした点検チラシは、最初の言葉を換えて季節とタイミングに合わせ活用しましょう。

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