ハガキで売上を伸ばすには
一枚62円。300件のお客様に送ると、18,600円になります。
印刷代も必要になりますが、300件のお客様に一度に届けられるのは強みです。
チラシを配る時間が取れないという場合には、ハガキを使い情報をお届けすることをオススメしています。
会うだけでなく、手紙、電話、メールと情報を伝える手段はいくつもあります。
いくつもある手段を上手に使い分けしましょう。
今回はハガキを使った販促例を紹介しますね。
たとえば、イベント3日前に電話をして来店を促す。定期的に郵送をしてチラシを送る。
ハガキを送るなども有効です。
お客様に会ったときに情報を届けていると、
会えないときは情報も届けられなくなります。
電器店様向けにチラシ販促のセミナーの講師をさせていただき、参加者様に営業方針の質問をします。
基本は、定期巡回&呼ばれたら即訪問の2つをそれぞれのお店でできる範囲で取り組まれています。
「巡回」に力を入れているお店に共通しているのは、人手があるということです。
巡回を定期的にしてお客様と話をする機会を作っているのですが、人手があるので、
作業が分担できています。
営業活動に集中できる環境だから、巡回を中心に計画ができます。
反対に、人手が足りない場合は、
社内の業務や工事、お客様からの依頼と、巡回の計画が立てにくいです。
そのため、ハガキや郵送をして情報を届けることも有効な手段です。
ハガキツールのサンプル
どんな内容のハガキを送れば良いのか、サンプルをつけます。
「一枚62円もかかるしなぁ」と考えるかもしれませんが、1人のお客様に年間いくらの営業ツール費用をかけるのかを計算して取り組めば、
提供するサービスを考えることで、営業ツールにかかる費用は回収できます。
お客様にとって必要な商品・サービスの情報を届け、確認をしていきます。
300件と書きましたが、VIPのお客様、Aランクのお客様と自店でどこまで郵送をするか決めて取り組んでください。
数が多いから反応が取れるということはありません。計画をして取り組むことが大切です。
- 情報を確実に届ける。
- 時期で必要な商品・サービスを提案する。
- 仕事を獲得する。
の流れを繰り返します。
実際にハガキを活用している例をご紹介します
紹介したハガキサンプル以外で実際にお店で活用していただいている例として、
パナクレールシーズあきばさんでは、お礼状、消耗品、点検などがあります。
こちらは洗濯槽のクリーニングを提案。
ハガキは、お礼状としても使えます。
リフォームフェア後に、リフォームのDMをお届けした方で、未来場の方に向けて。
情報量が変わる。言葉、ハガキ、A4
冷蔵庫の点検を例に説明します。
言葉にすると、「冷蔵庫の点検をしませんか。この時期は、ニオイがつきやすくなり、故障が多くなる時期です。故障防止のために一度点検しますね」だとすると、
チラシにすると、
になります。この内容をハガキにすると、
このような内容になります。
どうでしょうか?伝えたいことが決まれば、シンプルな言葉とイラストでも十分伝わる内容になります。
ハガキを送る。ハガキが届いたころに電話をする。確認をする。 を繰り返します。
これが売り込みだけが目的だと、電話をすることができません。
お客様のために点検をする、不具合がないように点検をする。という思いやりとプロの行動になります。
情報を届ける、確認をするの流れができると、お客様がお店からの情報に真剣に目を通してくれます。
ちょっとした工夫で、ハガキでも売上を作ることができます。ぜひ、実践をしてくださいね。
洗濯槽クリーニングをA4チラシにすると
先程のハガキサイズの情報をA4サイズにします。
黒いホコリが洗濯物に付着していませんか?洗濯槽が臭いませんか?と症状が出ているかを確認します。
次に、日頃のお手入れ方法も加えます。そうすることで、お客様にとって役立つ情報が増えていきます。
ニオイも黒いホコリも付着しないのであれば、問題ないです。気になっている方の対策として洗濯槽クリーニングを行ないませんか、を提案しています。
洗濯機がしっかりと活躍できるようにするための情報提供です。
街の電器店さんでは、高性能の洗濯機を販売していても、糸くずとり、乾燥フィルター、洗濯槽の状態をチェックしている方は少ないです。
そうした高性能や高級機をお求めいただいたお客様には、便利な機能を知らせる、消耗品交換時期に消耗品を交換するなど、できることがたくさんあります。
ハガキ販促は、作る、郵送、スタッフさんに電話で確認。という作業になります。
ぜひ、ご活用くださいね。