100個のサービスメニューチラシの作り方

街の電器店様にとって、サービスメニューチラシは大切な一枚です。 細かい仕事、時期で多い仕事など、お客様から必要とされるチラシです。

チラシにすると、提供できるサービスを載せた内容になります。

提供できる内容をわかりやすく、目に留まるようにします。

お客様は、「何かあったら連絡しよう」と残しておくケースも多いチラシです。そうした一枚だからこそ、できるだけ「売上につながる内容」をのせましょう。

売れる内容にするためには、お客様名簿をチェックすることからスタートです。 お客様名簿からサービスチラシを作る方法を書きます。

既存のお客様に行った仕事内容と金額を書き出す

お客様名簿をまず取り出します。 名簿の一人一人のお客様からお金をいただいた仕事を書き出します。このときに、あ~から順に50音順で進めます。もし、パソコンで顧客管理ソフトを使用していれば、顧客別売上台帳を出力していただくとよいです。

お客様の人数が多ければ、上位50件、100件と決めて出力をしてみてください。書き出していただくときは、ふせんを使うと便利です。 ふせん一枚に1件の仕事を書きます。

日付、電球交換◎◎円。アンテナ交換◎◎円。テレビ分配器取り替え◎◎円。BSアンテナ取り替え◎◎円などですね。 日付はわかっている場合に書きましょう。7月1日アンテナ工事 45000円など。日付を書き出すメリットは、いつ、どんな仕事が多いのかがわかるからです

そうすれば、6月の内容、7月の内容と、季節ごとに必要とされるサービスメニューチラシが完成します。 「いつ」という時期は、すごく重要です。たとえば、アンテナ工事も、台風のシーズン前であれば、台風が来る前にアンテナの点検をしましょうになります。雪が降って積もる地域であれば、「雪が積もる前にアンテナの点検をしましょう」と言えます。

一年間通して行うアンテナ工事も、季節によって伝え方で印象に残せます。 お客様名簿を見ながら書き出した内容と価格をチラシに入れていきます。 こちらの内容は、一般的な内容+コンセント周りのサービスメニューを掲載しています。

サービスメニュー+コンセント説明

 

サービスメニュー

こちらは、サービスメニューチラシですが、さきほどのコンセントの説明はありません。ちょっとした工夫で紙面のレイアウトは変わります。 ?

リフォーム関連

リフォーム業務も増やしたい方は、リフォームメニューのサービスチラシもよいですね。

不明瞭な価格は避ける

お客様に行った仕事を書き出していただいて、項目をチラシに入れていくと、すぐに項目が埋まります。 カテゴリーで、「テレビ」「冷蔵庫」「エアコン」「洗濯機」などなど、カテゴリーをわけてわかりやすくすることもできます。

すでにお客様からお金をいただいた内容ですので、費用も自信をもってのせられるはずです。電器店様は、「価格をのせたくない」という方もいます。ですが、サービスメニューに関しては地域店のほうがどこよりも安く対応できます。比較されるのが、近所のホームセンター、量販店、便利屋さんなどです。細かい仕事に対して、出張しない。比較的高額になるケースもあるからです。

高い安いの前に、いくらかわからないというのは、お客様は嫌います。飲食店で「時価」と書かれていたら、興味は湧くのですが、注文しづらいと思います。

お客様から「お願いします」と言われる強みをもっているサービスを告知しましょう。

サービスメニューチラシは、地域店の強みを活かしながら、新規のお客様を獲得するチャンスがあります。

お客様は、小さなことを安心して頼めるお店を探しつつ、あまり高額になるのは嫌だと思っています。ですので、金額を明示することで安心して依頼をすることができます。

チラシに載せる情報は、お客様からの仕事を見返す

いろいろなことをしていたなぁというお客様もいれば、あまり何もしていないなぁということに気付かれると思います。 書き出した仕事を見返して、「傾向」がある方もいます。 設備系・リフォームを任せてもらったけれど、サービス系の仕事が少ない 購入してくれていると思った方が、そうでもない。 面談はできないが、仕事の依頼がある方 そうしたお客様の特徴も今後の参考になるので、記録をしておいてくださいね。 書き出せていないお客様には、 ぜひ作成をしたサービスチラシを届けてください。

それだけ必要とされる仕事があります。 このとき書く、価格はお客様から受け取った価格を書いてくださいね。

  • お客様から任せられた仕事
  • お客様からいただいたお金

の2つが集まったチラシです。自信をもって配ることができるはずです。 さて、このワークは「あ」~「ん」さんまで行います。 同じ仕事は、ふせんに「正」の字か、件数を書きます。 繰り返し多く出てくる仕事は、得意な仕事になります。新規のお客様でも必要とされる仕事になります。重要なサービス業務です。

さて、どれだけ書き出せましたか?思ったよりも書き出せたことだと思います。100件のお客様から1件ずつ書き出せば、100件になります。50件のお客様から、2件ずつ書き出せば、100件になります。

さて、ふせんに書いていただいた理由は、カテゴリー毎にわけやすくするためです。洗濯機、エアコン、テレビ、冷蔵庫、リフォーム系など、ジャンルを分けます。

何度も出てくる仕事は、あなたの会社の強みです。強みを表現して仕事を獲得しましょう。たとえば、コンセント交換が多いとして、壊れたから工事なのか、LANやUSBコンセントなどの新しい設備工事なのか、増設工事なのかでもチラシに載せる内容は違います。細かく、仕事を見てください。

お客様から依頼をいただく内容ですので、入口は多くあるとよいですよね。書きだした内容をまとめてチラシにのせます。チラシのタイトルをつけましょう。

サービスメニューチラシ

この中の仕事と価格は、すでにお客様に必要とされた仕事

サービスメニューのタイトルは「地域」を意識する

このタイトルは、ちょっとしたコツがあります。 お困り事解決します。 ではもったいないです。

では、どんなタイトルがお勧めか。それは、

  1. 地域のお客様からご依頼をいただいた仕事です。この中に書いてある仕事はお任せください」
  2. 地域のお客様から任せていただいたお仕事です。お困り事はお任せくださいね」
  3. 「ちょっとしたことで頼むのが申し訳ないと言われますが、地域密着の近所ですのでご依頼ください」

など、すでに依頼をされて行った仕事、細かなことまで対応できることを伝えるようにします。チラシ作成のポイントで、お客様と近い要素を意識することがあります。

地域、趣味、家族構成、年齢、好きな物、苦手な物、考え方など。 地域というのは、かなり強みです。〇〇地域、〇〇市、〇〇町というのは友好的なフレーズです。
こうしたサービスメニューのように細かい仕事の場合は効果的です。地域を意識してください。

タイミングを活かすこと

書きだした内容を見返して、タイミングが活かせないか?をチェックしてください。アンテナ工事があるとすると、 冬であれば雪が降る前に。春は、屋根が傷んでいないか梅雨前に 夏は、台風シーズンが来る前に 秋は、年末前に など、それぞれの仕事が多忙な時期があると思います。

そうした時期をタイトルに入れることで、お客様の注目度は高くなります。 家電製品だけでなく、時期になると特定の言葉があちらこちらから出てくることありますよね。 こちらの5つの視点でタイミングを活用してください。

5つの商機

365日、四季、1ヶ月単位、ピンポイント、商品・サービスのタイミングを活かす。

完成したチラシの配り方

さて、この完成したチラシを一番始めに配るのは誰でしょうか? それは、 名簿に名前は載っているけれど、購入頻度が低いお客様に届けます。

すでに何かで面識がある状態。生活スタイルがわからないため、商品提案ができていない。 イベント、メーカーさんのお得情報は届けているが反応がない。

今は、購入するものがない方には、サービス業務を提案していきます。 お客様からありがとうの言葉とお金をいただいている仕事は、他のお客様からも必要とされます。

売上アップのための広告格言

チラシに載せる内容は、「一人のお客様に喜ばれたこと」でも十分です。

地域の方からご依頼をいただいています。 と これまでにお客様から任せられた仕事ですので、自信をもって配ってくださいね。

あなたのお店で行った仕事内容=オリジナルのサービス業務チラシです。 ここでは、お客様一人一人からサービスメニューを作成しました。

お店の強みを活かす方法ありますので、そちらも合わせてご覧ください。

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