冷蔵庫点検チラシ。6月中に配るとよいですよ。

冷蔵庫のチラシを紹介します。明日から配っていただけます。

こんにちは、今回は『冷蔵庫のチラシ』をご紹介します。

これだけ準備しておけば、売りモレがなくなると思えるチラシを用意しました。
人それぞれ買い替えをするタイミングは違いますよね。

「壊れたから修理するより買い替えをする方」
「新しい物が出て、いいなぁ!と思ったら買い替えをする方」
「電器店さんが提案をしたときに買い替えをする方」
「使用年数で、元はとれたからといい買い替えをする方」

買い替えをする理由は人ぞれぞれですが、
どの理由でもあなたのお店で購入をしてもらうためできることをしましょう。

具体的にチラシと作成の意図を説明していきますね。

梅雨時から夏場にかけて、とくに6月~7月に配るとよいですよ。

冷蔵庫点検チラシ

こうした商品・サービスの点検チラシは、製品の故障・修理が多い時期の45~60日前に配布をするとよいです。

忙しくなる時期には、仕事が重なりチラシ配布どころではなくなるので、計画的に行ってください。

製品の修理や故障が多い時期を知るには、メーカーサービスさんに
「●●(製品名)はいつ、修理故障が多いですか?」と質問をしてください。

データがあるので、すぐにわかります。販売店さんからの連絡ですから、丁寧に答えてくれます。

いつを知るのに便利なのはインターネットです。

グーグルトレンドをお試しください。

キーワードを入力すれば、検索件数を元にグラフで確認できます。

グーグルトレンドトップ画面

 

グーグルトレンドに「冷蔵庫」で検索

知りたい言葉が表示されないケースもありますが、こうした動きがわかるので、いつ何をするかの目安になります。

ネット+メーカーさんの実データから、いつ取り組むかをきめます。

先ほどの冷蔵庫も夏場より、湿度が高くなる梅雨時から故障が増加しますので、梅雨が始まる前には配っておきたいです。

梅雨が終わったらどうすればいいの?

冷蔵庫の故障は、夏場だけではないですよね。故障で多いケースもチラシにしていきます。

たとえば、購入年数が13年以上経過している方向けにすると、下記のようになります。

はじめにご覧いただいたチラシの、

  • タイトル
  • 本文を13年を加える
  • 背景の色

修正をしました。こうすることで、13年以上お使いの方向けのチラシになります。

内容は変わらないです。チラシ作成をするときに、
ゼロから作り直しをしなければいけないかと思われがちですが、部分修正でOKならできるだけ少しの修正だけにします。

「部品保有年数」電器店さんのプロの視点

夏場の修理、13年というのは、「故障」という事実からのタイミングです。

ですが、全ての冷蔵庫を使用している人に情報提供するタイミングがあります。

それが、「補修用性能部品表示対象品目と保有期間」です。

 

全国家庭電気製品公正取引協議会

電化製品が性能を維持するための交換部品を保有する年数を国が定めています。各メーカーさんはこの期間をもとに自社で何年部品を保有するかを決めています。

下記はパナソニックさんのページです。

パナソニックさんの補修用性能部品の保有期間

ここまでだと、部品の保有の情報で終わります。
お客様にとって必要な情報にするにはどうすればいいのか。

それは、購入から9年以上経過している冷蔵庫だと、故障したときに部品が手に入らずに修理できなくなるケースがあることを伝えます。
※製造中止から9年になるので、お客様が購入してからではないので、13年目でも修理可能になります。目安として9年があることを伝えます※

補修用性能部品の保有期間を使った点検を呼びかける内容のチラシは下記になります。

電器店さんの目的は、お客様の困りごと解決

電器店さんは、チラシを作る時間をかけすぎて、せっかくのタイミングを逃しているケースが多いです。
冷蔵庫、エアコン、除湿器、扇風機、リモコンの点検チラシなどなど、お客様のために提案できることが山ほどあります。
一枚のチラシ作りに時間をかけすぎてはいけません。

メーカーさんの販促支援ページからチラシを手に入れる。メーカーの営業さんからチラシをもらうようにします。
いきなり自分で作らず、「情報をもっている人からもらう」ようにします。

電器店さんの仕事は、
仕事がお客様の困りごと解決、快適に家電製品を使えるようにする。
ことですから、
それを実現するために、チラシ、電話、訪問巡回があるので、
「チラシ作り」はできるだけ時間をかけずにタイミングを逃さないようにしてください。

量販店さんとの差別化にチラシを使う

量販店さんは、週末にはチラシ。一度でも購入したことがある人にはDMが届きます。
商品中心の情報提供です。

それに対して、困りごとが起きないように解決するための情報を届けることでお客様が読んでくれる内容になります。

選択肢を4つ用意しておくこと!

チラシ作りでこれだけは大切にしてください。とお伝えしていることがあります。
それは、お客様に不利益がない選択肢を用意してください。

  • 点検チラシ → 古いから買い換えましょう。
  • 梅雨時チラシ → 壊れるから買い換えましょう。
  • 13年目チラシ → 13年だと買い替えのいい時期ですよ。

では、買い替えしか選択肢がありません。
選択肢がないこと=誘導です。

時間をとって読んでくれる人にとって役立つことを伝える。
買い替え、修理、そのままにする、相談をする。という4つをお客様は選ぶことができます。

他店で買う場合は、「そのままにする」になります。

お客様が行動を選べるようにします。
それぞれの行動に対して、対価を払うことになります。

買い替えだと、製品は新品になり、修理の必要はなくなります。その代わり、購入費用を支払いますね。
修理だと、気になる部分は直りますが、ほかの箇所の故障が起きる可能性があります。修理費用を支払います。
そのままにする。壊れる可能性があるかもしれないし、壊れないかもしれない。お金はかかりません。
相談をする、お客様が今紹介した3つのどれが自分にとってよいかを一緒に考えて、どれかの選択肢を選ぶことになります。

どうでしょうか?
こうして選択肢に対して、あなたがサポートをします。
この選択肢にプロとしてどう対応すればいいのか、それはどの選択肢でもお客様に不利益がないようにすることです。

修理だと「万が一他も壊れる可能性があるのですが、今お聞きの症状は●●万円で直ります。同じ故障箇所であれば、3ヶ月は無償で修理できます。」と伝えます。

修理は、製品の性能の回復ですから、機械をどう直して、いくらかかるかです。
直すことでどこまで回復するか、どこは直さないのかを伝えることです。

お客様は、修理=全部元通りだと思ってしまいます。部品の交換だということを伝えないと、症状の回復だと思うと、
冷えない=直っていないことを言われます。
そのときに、「前回と今回では交換する部品が違います」と伝えても、お客様はどの部品がどんな機能をしているのかはわかりません。

こうした修理をしたときは、必ず伝票を渡し保管をしてもらいます。
そうしないと、説明するときに、「直っていない」ということだけを言われます。

プロとして対応をするために重要なこと。

どの選択肢でもお客様と関わり、サポートすることができるようにしましょうね。

修理以外で冷蔵庫の情報提供をするには

ここまでは、冷蔵庫本体のチラシですよね。使い方に関する情報だとどんな内容があるでしょうか。

たとえば、自動製氷機のお手入れもよいですね。
冬場使っていなくて、氷が必要な時期前に配ると読んでくれますよ。

お客様に届けられる情報はあふれています。
ありがとう と言われる内容を届けましょう。

お客様は、ありとあらゆるところから、営業を受けています。
お店から、メール、ライン、FACEBOOKなどなど。
売り込み系の情報に疲れています。

役立つ情報を届けて喜ばれることで売上につながっていきますよ。

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